書誌事項
- タイトル別名
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- Longitudinal changes in balance function of patients with distal radius fractures without upper extremity immobilization
- ジョウシ コテイ オ ヒツヨウ ト シナイ トウコツエンイ タン コッセツ ショウレイ ニ オケル バランス キノウ ノ ケイジテキ スイイ
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抄録
<p>橈骨遠位端骨折受傷後1ヵ月間は大腿骨近位部骨折の発生リスクが急増するとされる.この一因として,外固定がバランス機能に影響するとされるが,近年では外固定を必要としない早期運動療法の報告がなされている.本研究では,早期運動療法例を対象に,バランス機能の継時的変化について検討した.その結果,動的・包括的バランス機能において術後1週間で低下することが明らかとなった.ただし,転倒を招くとされるカットオフ値を下回っていなかった.このことから,早期運動療法例の動的バランス機能の低下は転倒を誘発する“きっかけ”となり,その他の要因と重なることで術後に転倒リスクを増加させる可能性が示唆された.</p>
収録刊行物
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- 作業療法
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作業療法 42 (6), 763-771, 2023-12-15
一般社団法人 日本作業療法士協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390016991333277184
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- NII書誌ID
- AN10076899
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- ISSN
- 24344419
- 02894920
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- NDL書誌ID
- 033231797
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可