エノキタケ <i>Flammulina velutipes</i> 品種 “ 初雪 ” における 共優性マーカー(InDel)の開発

DOI Web Site オープンアクセス

書誌事項

タイトル別名
  • Development of codominant DNA markers (InDel) for Enokitake mushroom <i>Flammulina velutipes</i> cv. “Hatsuyuki”
  • Development of codominant DNA markers (InDel) for Enokitake mushroom Flammulina velutipes cv. "Hatsuyuki"

この論文をさがす

説明

エノキタケ Flammulina velutipes 品種 “ 初雪 ”(HY)を用いて共優性マーカー(InDel)を開発した.ヘテロな座を検出するために HY の分裂子に由来する 2 種類の単核系統を用いた.InDel 領域について調べた 314 のプライマーセットのうち 145 セットにおいてヘテロな座を検出した.任意に選んだ 18 座の InDel マーカーでは,担子胞子由来の単核系統群において,いずれの座でもアレルは 1 : 1 の比に分離した.この結果は得られた InDel マーカーが胞子形成から胞子発芽を通して,選択に中立なマーカーとして利用できることを示唆している.

収録刊行物

  • 作物研究

    作物研究 68 (0), 61-64, 2023-06-21

    近畿作物・育種研究会

関連プロジェクト

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ