書誌事項
- タイトル別名
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- Self-heating Behavior and Management of Torrefied Biomass Pellets in Outdoor Storage
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抄録
<p>半炭化バイオマスペレット(TBP)は,貯蔵時に自然発熱することが指摘されている。TBPの貯蔵指針を策定する上で,自然発熱特性および発熱挙動を把握することが重要である。そこで本研究では,約1500 tのTBPの屋外貯蔵試験を行い,TBPパイルの温度変化を測定した。また,疑似断熱式自然発熱測定装置(SIT)により,TBP,れき青炭および亜れき青炭の自然発熱特性を評価した。屋外貯蔵試験では,約15日間で293 Kから313 Kまで上昇する地点があり,発熱しやすいことが示唆された。SITでは,TBPはれき青炭よりも発熱が遅く,屋外貯蔵試験の傾向を予測することができなかった。TBPと石炭を比較するには,比表面積を考慮する必要があることを明らかにした。屋外貯蔵時には,経時的な温度監視と313 Kを超過した場合の対応が重要であった。</p>
収録刊行物
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- Journal of the Japan Petroleum Institute
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Journal of the Japan Petroleum Institute 67 (1), 36-43, 2024-01-01
公益社団法人 石油学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390017193115722624
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- NII書誌ID
- AA11590615
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- ISSN
- 1349273X
- 13468804
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- NDL書誌ID
- 033275007
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可