氾濫ハイドログラフの形状が氾濫現象に及ぼす影響の分析

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タイトル別名
  • Analysis of the effect of the shape of flooding hydrographs on flooding phenomena

抄録

<p>近年、毎年のように発生する豪雨災害を鑑みると,激甚化,頻発化する昨今の水害に際して流域治水の実現が喫緊の課題であるが,これによって洪水被害をなくすことができるかは,昨今の気候変動下においては不透明であると言わざるを得ない.国土交通省が推進している流域治水では,対象区域を集水域,河川区域,氾濫域に分けられ,それぞれにおいて様々な事業メニューが用意されており,例えば,洪水対策としてはダム等の貯水値による事前放流による洪水調節や流域対策としての田んぼダム(スマート田んぼダム)などの事業の実施が推進されることにより,流域治水実施前と比較しハイドログラフの形状を変形させる効果があることが考えられる.そこで,本研究では,流域治水の推進を想定としたハイドログラフ形状を様々に設定し,氾濫面積の時系列や最大流速分布,最大浸水深分布に及ぼす影響について分析した。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390017193115808256
  • DOI
    10.11520/jshwr.36.0_164
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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