分子軌道混成による高移動度有機半導体の創製のための最先端分子技術
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- 岡本 敏宏
- 東京工業大学 物質理工学院応用化学系
書誌事項
- タイトル別名
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- State-of-art molecular technology towards organic semiconductors with high mobility by means of mixed-orbital charge transport strategy
抄録
<p>π電子系から成る有機半導体は,室温付近で塗布法により成膜でき,軽量性,機械的柔軟性に優れるなどの特長から,モノのインターネット(IoT)向け無線認識(RF-ID)タグや多目的センサなどのハイエンドデバイスへの応用が期待されている.10cm2/Vsを超える高移動度有機半導体中のキャリアがバンド伝導的であることが報告されて以来,筆者らが中心となり,バンド伝導理論に基づいた独自の分子技術により,有機半導体の材料研究を展開してきた.本稿では,筆者らが最近取り組んでいる分子軌道混成による高移動度有機半導体の創製のための最先端分子技術について紹介する.</p>
収録刊行物
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- 応用物理
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応用物理 93 (1), 29-32, 2024-01-01
公益社団法人 応用物理学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390017193115893632
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- ISSN
- 21882290
- 03698009
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可