胃腺癌化学療法中に原発巣増大をきたし混合型腺神経内分泌腫瘍と診断した1例

書誌事項

タイトル別名
  • A case of mixed neuroendocrine-non-neuroendocrine neoplasm (MiNEN) diagnosed by re-biopsy of the enlarged primary tumor during chemotherapy for gastric adenocarcinoma

抄録

<p>症例は71歳,男性.腹痛を契機に肝転移,腹部大動脈周囲リンパ節転移をともなう胃腺癌と診断した.S-1+オキサリプラチン+トラスツズマブ療法を開始し,転移巣は縮小したが原発巣の一部が短期間に増大した.増大部分からの再生検により神経内分泌癌が疑われ,胃全摘術を行った結果,混合型腺神経内分泌腫瘍と診断した.このような経過で混合型腺神経内分泌腫瘍と診断された既報はなく,まれな症例と考えられた.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390017300968787456
  • DOI
    10.11405/nisshoshi.121.55
  • ISSN
    13497693
    04466586
  • PubMed
    38220181
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • PubMed
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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