大腸腫瘍に対する従来型ESDおよび牽引ESDの無作為化比較試験(CONNECT-C試験)
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- 市島 諒二
- 日本大学医学部 内科学系消化器肝臓内科学分野
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- 池原 久朝
- 日本大学医学部 内科学系消化器肝臓内科学分野
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- 隅田 頼信
- 九州医療センター 消化器内科
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- 稲田 泰亮
- 九州医療センター 消化器内科
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- 根本 大樹
- 福島県立医科大学会津医療センター 小腸・大腸内科
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- 中島 勇貴
- 福島県立医科大学会津医療センター 小腸・大腸内科
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- 皆川 武慶
- 斗南病院 消化器内科
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- 住吉 徹哉
- 斗南病院 消化器内科
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- 居軒 和也
- 昭和大学医学部 内科学講座消化器内科学部門
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- 吉田 直久
- 京都府立医科大学大学院医学研究科 消化器内科学
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- 井上 健
- 京都府立医科大学大学院医学研究科 消化器内科学
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- 福澤 誠克
- 東京医科大学病院 消化器内科分野
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- 蓑田 洋介
- 九州大学 病態制御内科学(三内科)
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- 堤康 志郎
- 大分大学医学部 消化器内科学講座
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- 江崎 充
- 九州大学 病態制御内科学(三内科) 北九州市立医療センター 消化器内科
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- 後藤田 卓志
- 日本大学医学部 内科学系消化器肝臓内科学分野
書誌事項
- タイトル別名
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- RANDOMIZED CONTROLLED TRIAL COMPARING CONVENTIONAL AND TRACTION ENDOSCOPIC SUBMUCOSAL DISSECTION FOR EARLY COLON TUMOR(CONNECT-C TRIAL)
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抄録
<p>【目的】消化管早期癌に対する治療として内視鏡的粘膜下層剝離術(ESD)は広く浸透している.しかし大腸ESDは未だ難しい手技である.トラクションを使用した大腸ESDが有用であると報告があるが,いずれも症例数が少なく単施設での研究であり有用性を示すには不十分なエビデンスしかなかった.われわれは,大腸ESDにおけるトラクション法の有用性と安全性を検討する多施設前向き研究を行った.</p><p>【方法】われわれは,前向き,多施設共同,無作為化割り付け,2群間比較試験を日本における10施設で行った.従来法ESD群(C-ESD),トラクションESD群(T-ESD)を1:1に割り付けた.主要評価項目は,内視鏡治療時間とした.</p><p>【結果】2020年4月から2021年8月までの間にC-ESD群128名,T-ESD群123名を研究対象とした.C-ESDとT-ESDにおける治療時間の中央値は,それぞれ61(40-100)分,53(40-76)分(p=0.18)で両群に統計学的な有意差は認めなかった.副次解析で行った病変径≧30mmにおけるC-ESDとT-ESDにおける治療時間はそれぞれ,89(57-80)分,69(50-104)分(p=0.05),非熟練医における治療時間は81(62-120)分,64(52-109)分(p=0.07)であった.</p><p>【結語】大腸ESDにおいてトラクション法は治療時間の短縮には寄与しなかった.しかしながら,腫瘍径が大きい場合や非熟練医が行う場合は有用である可能性がある.</p>
収録刊行物
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- 日本消化器内視鏡学会雑誌
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日本消化器内視鏡学会雑誌 66 (1), 78-88, 2024
一般社団法人 日本消化器内視鏡学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390017422707509376
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- ISSN
- 18845738
- 03871207
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可