What is an apparatus in mathematics education research? From the viewpoint of a diffractive methodology
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- NAKAGAWA Hiroyuki
- 東京理科大学
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- WADA Shinya
- 鹿児島大学
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- KAGEYAMA Kazuya
- 広島大学大学院人間社会科学研究科
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- UEGATANI Yusuke
- 広島大学附属福山中・高等学校
Bibliographic Information
- Other Title
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- 数学教育研究における装置とは何か
- 回折的方法論の視座から
Abstract
<p>本研究は,人と物(e.g. ICT)との新たな関係とその変化を捉えるために,人間以外の主体性を認め,人間も含めた(観察者も含まれる)もつれ合った関係性の変化を学習とみなす回折的方法論に注目する.しかし,回折的方法論に基づいた数学教育研究では,具体的な分析法の開発がなされていない.そこで本稿は,回折的分析法の開発に向けて,数学教育研究における装置をどのように解釈すればよいかについて議論する.数学教育研究における装置には,差異を生じさせて境界をつくり出す数学的ディスコースが挙げられるので,言葉,視覚的媒介物(特に数学的記号表現),ナラティブ,ルーティンがその候補になる.また,物理的な装置としては,黒板やスクリーン,ICT等が含まれると考えられる.前もって観察したい概念が内在化したこれらの装置によって現象が切り取られ,観察者も含めた内的作用の先に新たな知見を得ることができるであろう.</p>
Journal
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- Proceedings of the Annual Meeting of Japan Society for Science Education
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Proceedings of the Annual Meeting of Japan Society for Science Education 47 (0), 443-444, 2023
Japan Society for Science Education
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Details 詳細情報について
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- CRID
- 1390017422707581312
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- ISSN
- 24332925
- 09134476
- 21863628
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- Text Lang
- ja
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- Data Source
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- JaLC
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- Abstract License Flag
- Disallowed