小学校における動画教材の利用状況及び活用に対する意識に関する実態把握

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タイトル別名
  • Grasping the Actual Situation Regarding Status of Using and Awareness of Video Materials in Elementary School

抄録

<p>本研究の目的は,小学校の授業や家庭学習等の学習活動において,教員や児童が効果的に動画教材を活用するための基礎的知見を収集することである.小学校教員と児童を対象に,動画教材やICT機器等の利用状況やその意識に関する実態について探索的調査を行ったところ,教員は授業における動画教材の必要性を十分に理解し,活用している実態が把握された.また,児童も授業等においてタブレット端末を有効的に活用しており,動画教材に関しても肯定的に捉えていた.一方で,動画教材の内容については,教員は授業内容に関する詳細な説明が必要な教科の動画の必要性を感じているものの,児童は自分が得意な教科等を選択する傾向があった.ICT機器を使用する上での困りについては,教員と児童ともに重複した項目についての回答頻度が高く,教員自身が困りを持っている困りが解消に至らないことで,児童自身への困りへと繋がっていることが指摘された.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390017422707610368
  • DOI
    10.14935/jssep.47.0_625
  • ISSN
    24332925
    09134476
    21863628
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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