黄疸を伴う粘液産生胆管腫瘍の一例

書誌事項

タイトル別名
  • 症例報告 黄疸を伴う粘液産生胆管腫瘍の一例
  • ショウレイ ホウコク オウダン オ トモナウ ネンエキサン イキギモカン シュヨウ ノ イチレイ

この論文をさがす

説明

症例は 60 歳代の男性で初診の 1 週間前から倦怠感を伴い,全身に黄疸がみられたため,当院受診となった。超音波検査, CT,MRCPにて左右肝内胆管〜総肝管〜総胆管の拡張がみられ,総胆管上部腔内に突出する乳頭状の腫瘤が認められた。粘液産生胆管腫瘍が疑われ,ERCP,ESTが施行された。 回収された粘液のギムザ染色標本では粘液様物質を背景に腺系異型細胞が重積性に集塊し,パパニコロー分類でClass Ⅳであった。退院後 5 か月が経過した現在,黄疸の再発なく経過している。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ