Panner病2例の治療経験
書誌事項
- タイトル別名
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- Treatment of Panner's Disease; A Report of Two Cases
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抄録
【はじめに】Panner病は上腕骨小頭(以下小頭)の無腐性壊死で離断性骨軟骨炎(以下OCD)との鑑別を要する.Panner病を2例経験したので文献的な考察を加えて報告する.<BR>【症例1】9歳男児.野球肘検診で右肘OCDを指摘され受診.症状はなく,年齢,画像よりPanner病と診断.肘に負担のかかる行為を禁止し,約5か月で修復傾向を認めたため投球を再開.最終観察時,症状はなく修復は良好である.<BR>【症例2】7歳男児.空手の突き後に左肘痛が出現し受診.年齢,画像よりPanner病を念頭に安静加療を開始し,経過よりPanner病と診断した.約6か月で修復傾向を認め,最終観察時は症状もなく,修復は良好である.<BR>【考察】Panner病はOCDより発症年齢が低い.病変は小頭の一部から全体に拡大し,小頭全体が変形する.小児の肘疾患を診察する際はPanner病も念頭に置く必要がある.
収録刊行物
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- 日本肘関節学会雑誌
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日本肘関節学会雑誌 30 (2), 229-233, 2023
日本肘関節学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390017500450305664
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- ISSN
- 24342262
- 13497324
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可