ベイジアンネットワークとオープンデータを用いた地域医療分析モデルの構築

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タイトル別名
  • Construction of a Regional Healthcare Model Using Bayesian Networks and Open Data

抄録

<p>日本では,自治体が所有する健康・医療データの積極的な活用が進んでいない.本研究では,地域医療の課題解決に向けてベイジアンネットワークを用いた地域医療分析モデルを構築し,アメリカのオープンデータを使用して評価した.結果として,特徴選択アルゴリズムを用いたネットワークは,予測精度は全接続ネットワークに劣るものの,モデルの複雑性を考慮すると優れた結果を示した.また構築されたモデルを用いた推論では,タバコを吸わない人の方が高血圧の割合が高いことが示された.これは,ニコチンの食欲抑制やストレス緩和などの効果が影響していると考えられる.今後は,地域ごとの健康状態の把握や,KDBを利用した分析を進めていく.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390017511236258688
  • DOI
    10.11497/jasmin.202311.0_181
  • 本文言語コード
    en
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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