「臨床研究中核病院におけるReal World Evidence創出のための取り組み(臨中ネット)」での電子カルテデータ標準化の取り組み
書誌事項
- タイトル別名
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- Efforts to Standardize Electronic Medical Record Data Undertaken in the Real World Evidence Initiative by Clinical Research Core Hospitals in Japan
抄録
<p>電子カルテ(EMR)に蓄積されたReal World Data(RWD)を臨床研究や医薬品開発に活用する必要性が高まっている.EMRデータは各医療機関のローカルコードで管理されているため,標準化や品質管理が課題となっている.臨床研究中核病院では,国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の支援を受け,Real World Evidenceの創出を取り組んでいる.その中で,大阪大学と名古屋大学は,EMRデータの標準化の取りまとめを行っている.このサブワーキンググループの目標は ① 各病院のEMRで管理されているデータ項目のうち,どの項目を標準コード化すべきか検討すること,② 項目ごとに採用する標準コード,標準化の粒度,標準化の対象範囲を決定すること,③ 標準コードの設定担当者,設定時期に関する望ましい運用フローを検討すること,④ 各病院でSS-MIX2やデータウェアハウスに出力される患者データが正しくコード化されていることを検証する方法を検討することである.この課題については,先行するMID-NET®プロジェクトを参考に議論を行っている.本稿では,特に標準化を中心とした取り組みを紹介し,そこから見えてきた課題を提示する.</p>
収録刊行物
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- レギュラトリーサイエンス学会誌
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レギュラトリーサイエンス学会誌 14 (1), 141-149, 2024
一般社団法人 レギュラトリーサイエンス学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390017511236520448
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- ISSN
- 21890447
- 21857113
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可