書誌事項
- タイトル別名
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- Lateral medullary infarction with a large, vertically extending lesion and early onset central respiratory failure
抄録
<p>症例は75歳男性.突然の回転性めまいと歩行障害で来院した.来院時より高CO2血症を認め,神経学的には構音障害,左右注視眼振,左顔面麻痺,嚥下障害,左カーテン徴候,左顔面と頸部以下右半身の表在感覚低下,左上下肢小脳性運動失調,左Horner徴候を認めた.頭部MRIでは,延髄左外側から橋下部左背側に及ぶ垂直方向の長大な梗塞を認め,MRAでは左椎骨動脈の閉塞を認めた.発症約9時間後に誤嚥性肺炎を生じ,発症約24時間後の夜間に突然の呼吸停止を来し人工呼吸器管理となった.延髄外側梗塞の中でも閂レベルよりも頭側に病変を含む場合,呼吸制御機構が障害され,かつ誤嚥を生じやすいとされる.本例は垂直方向に長大な病変を呈し,発症早期に重篤な中枢性呼吸障害と誤嚥性肺炎を伴った.延髄外側梗塞に伴う呼吸不全のメカニズムを考える上で貴重な1例と考え報告する.</p>
収録刊行物
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- 脳卒中
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脳卒中 advpub (0), 2024
一般社団法人 日本脳卒中学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390017511237013504
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- ISSN
- 18831923
- 09120726
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可