分子シミュレーションによる脂質ナノ粒子の構造とエンドソーム脱出機構の解析

DOI

Abstract

核酸デリバリーを指向した脂質ナノ粒子の構造安定性や核酸送達効率の向上を目的に、新規pH感受性脂質の分子設計や脂質組成最適化への指針を与える技術として、粗視化力場による分子動力学シミュレーションを用いた研究を紹介する。定量性を持つ粗視化力場の開発により、脂質コンプレックスの構造やエンドソーム脱出機構を解析するための計算機実験が実現できており、今後、様々な脂質系への適用研究が期待できる。

Journal

  • Farumashia

    Farumashia 60 (2), 101-105, 2024

    The Pharmaceutical Society of Japan

Details 詳細情報について

  • CRID
    1390017522234921856
  • DOI
    10.14894/faruawpsj.60.2_101
  • ISSN
    21897026
    00148601
  • Text Lang
    ja
  • Data Source
    • JaLC
  • Abstract License Flag
    Disallowed

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