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- 高橋 剛史
- 一般社団法人日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会専門医育成・活用ワーキンググループ 新潟大学医学部耳鼻咽喉科・頭頸部外科
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- 有賀 秀治
- 一般社団法人日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会専門医育成・活用ワーキンググループ 有賀耳鼻咽喉科
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- 大石 直樹
- 一般社団法人日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会専門医育成・活用ワーキンググループ 慶應義塾大学医学部耳鼻咽喉科
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- 塩見 洋作
- 一般社団法人日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会専門医育成・活用ワーキンググループ しおみ耳鼻咽喉科クリニック
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- 永田 博史
- 一般社団法人日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会専門医育成・活用ワーキンググループ 山王病院耳鼻咽喉科
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- 平野 愛
- 一般社団法人日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会専門医育成・活用ワーキンググループ 東北大学耳鼻咽喉・頭頸部外科
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- 森田 由香
- 一般社団法人日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会専門医育成・活用ワーキンググループ 富山大学医学部耳鼻咽喉科頭頸部外科
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- 堀井 新
- 一般社団法人日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会専門医育成・活用ワーキンググループ 新潟大学医学部耳鼻咽喉科・頭頸部外科
書誌事項
- タイトル別名
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- Second Career Attitudes of Otolaryngology Physicians in Japan
- ニホン ニ オケル ジビ インコウカ イシ ノ セカンドキャリア イシキ ニ ツイテ
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抄録
<p> 勤務医不足や医師偏在の解消にベテラン医師の活躍が期待されており, 耳鼻咽喉科頭頸部外科学会専門医育成・活用ワーキンググループでは, 学会主導のシニアドクターバンクを計画している. 今回, その基盤情報となるベテラン医師のセカンドキャリアに関する意識を調査するため, 2023年1月時点で40歳以上の会員を対象として, アンケート調査を行った. 開業医598人, 勤務医705人から回答を得た. 開業医では, 26%に閉院予定があり, そのうち57%は希望が合えば再就職したいと考えていた. 一方勤務医では, 68%に開業の意思はなく, 45%は現在の職場で定年まで働くと考えており, 定年後は74%が再就職を希望していた. 勤務医においては, 若年であるほど (Odds ratio : OR 0.16), および現業務の満足度が低いほど (OR 0.59), 開業を希望する傾向が認められた. シニアドクターバンクの利用希望は, 開業医11.9%と比べ勤務医は59.6%と有意に高率であった.さらに, 勤務医の中で約半数にあたる49.9%が手術の執刀または指導を継続したいと考えており, これは手術執刀および指導の医師が不足している地域や施設において貴重な専門知識を持つ労働力となることが期待されると思われた. 手術の執刀や指導を含む魅力的な業務を提供することで, ベテラン医師の再就職支援と医師の偏在状況の解消を同時に達成できる可能性が考えられた.</p>
収録刊行物
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- 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会会報
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日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会会報 127 (1), 38-44, 2024-01-20
一般社団法人 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390017522235039872
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- NII書誌ID
- AA1292408X
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- ISSN
- 24365866
- 24365793
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- NDL書誌ID
- 033295971
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可