複数カメラによる画像データと GPS 測位データによる車両走行軌跡の連続推定

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書誌事項

タイトル別名
  • Successive Observations of Trajectories of Vehicles with Image Data by Plural Cameras and with GPS Positioning Data

抄録

<p>本研究においては、道路に沿って隣接設置された複数のビデオカメラにより、観測範囲と観測精度とを高次元で両立させる車両の走行軌跡推定システムを改良した。まず、追跡点の路面近似三角形への投影と、同点の路面近似三角形からの隔離に対する位置座標の補正を分離することにより、二次元射影変換式を適用して標定点設定を路面上に限定可能とした。また、プローブ車の画面座標値と GPS 測位値とから標定点を設定することにより、路面近似三角形を均等かつ効率的に配置できるようした。高速道路の約 820m の観測区間に 734 の路面近似三角形を設定し、プローブ車の測位結果を基準として平均ユークリッド較差が 0.1m、走行速度の RMSE が 0.5km/h となる精度を達成した。</p>

収録刊行物

  • 交通工学論文集

    交通工学論文集 10 (1), A_122-A_131, 2024-02-01

    一般社団法人 交通工学研究会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390017676954448640
  • DOI
    10.14954/jste.10.1_a_122
  • ISSN
    21872929
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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