近赤外線を用いたレーンマークの視認性評価手法の考察

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タイトル別名
  • A Study on Development of Evaluating Marking Retroreflectivity by Near-Infrared Light in Daylight

抄録

<p>(株)高速道路総合技術研究所では、レーンマーク補修判断の補助ツールとして、レーンマークの夜間視認性を定量的に評価する「レーンマーク再帰反射輝度測定システム」を開発した。本システムは、レーンマーク表面のガラスビーズにより再帰反射された車のヘッドライト光を測定するシステムで、測定は夜間に限定される。本研究では、近赤外線を用いた昼間におけるレーンマークの再帰反射輝度測定について、測定原理を考案するとともに実現性の検討を行った。結論として、1400nm 付近の近赤外線波長を対象とした、疑似的に暗所環境を実現するための測定機器を選定することができた。その一方でヘッドライト光に替る近赤外線光源検討において、候補の光源は照射エネルギーの不足や取扱時の危険性といった課題があり、現時点での実現は難しいことを明らかにした。</p>

収録刊行物

  • 交通工学論文集

    交通工学論文集 10 (1), B_50-B_56, 2024-02-01

    一般社団法人 交通工学研究会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390017676954546944
  • DOI
    10.14954/jste.10.1_b_50
  • ISSN
    21872929
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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