コネクティッドカーデータとスパースモデリングに基づく区間別流率密度関係の推定

DOI

書誌事項

タイトル別名
  • Estimation of Location-Dependent Fundamental Diagram Based on Connected Vehicle Data and Sparse Modeling

抄録

<p>流率密度関係(Fundamental Diagram,FD)とは交通容量などの交通流の基本性質を表す関係であり,区間別 FD とは道路を相互に異なる特性を持つ区間に分割したときの各区間の FD のことである.そのため,区間別 FD を適切に推定出来れば,渋滞の原因となるボトルネックの位置と容量を把握できる.しかし,実際の交通データから道路を適切に区間分けしてその FD を推定することは容易ではない.本研究では,任意の地点の情報を持つコネクティッドカー(Connected Vehicles : CV,いわゆるプローブカー)データを入力とし,スパースモデリングの応用により道路を互いに異なる特性を持つ区間に分割して FD を推定する手法を構築した.そして,提案手法の性質を仮想データと実際の車両軌跡データにより検証し,提案手法の推定精度と今後の課題を示した.</p>

収録刊行物

  • 交通工学論文集

    交通工学論文集 10 (1), A_316-A_323, 2024-02-01

    一般社団法人 交通工学研究会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390017676954568320
  • DOI
    10.14954/jste.10.1_a_316
  • ISSN
    21872929
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ