原位置試験における計測の不確実性を考慮した ASME V&V 10.1 に基づく経時計測結果の妥当性確認方法

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タイトル別名
  • VALIDATION METHOD FOR EVOLUTION OF MEASUREMENT RESULTS BASED ON ASME V&V 10.1 CONSIDERING MEASUREMENT UNCERTAINTY IN IN-SITU EXPERIMENT

抄録

<p>本研究は,原位置試験の再現解析を対象にした妥当性確認方法を提案したものである.原位置試験は熱・流体・力学連成(THM 連成)挙動を把握するためにスイスのモンテリ岩盤試験場で実施されている HE-E 試験を対象とした.THM 連成挙動のうち,相対湿度の再現性に着目し,その妥当性確認方法を検討した.不確実性の定量化については,解析は材料の不確実性に着目し,水分特性曲線のばらつきに着目した.水分特性曲線のばらつきについては,ベイズ推定手法の一つであるマルコフ連鎖モンテカルロ法を用いて,保水性試験結果に対してばらつきを考慮する水分特性曲線のモデルパラメータの推定を行った.実験の不確実性は計測機器の精度に着目し定量化を行った.以上の方法で不確実性を定量化することにより ASME V&V 10.1 における妥当性確認方法の適用性について検討を行った.</p>

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