書誌事項
- タイトル別名
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- Damage Situation around the Seismic Stations in the 2021 off Fukushima Prefecture Earthquake and Correspondence of Damage to Buildings with Strong Ground Motions
抄録
<p>2021年2月13日に発生した福島県沖の地震において,震度6強を記録したすべて,震度6弱を記録した一部の強震観測点周辺の被害調査を行った.その結果,いくつかの観測点周辺で外装材,屋根葺き材,ガラスの被害といった,軽微な被害は見られたが,全壊・大破といった大きな被害を受けた建物は見られなかった.観測された強震記録の性質と建物被害の関係を検証したところ,発生した地震動の多くは計測震度と相関がある周期1秒以下の短周期が卓越していた一方,建物の大きな被害と相関がある周期1–1.5秒の成分は小さかった.そのため,震度6弱以上といった大きな震度を記録したにも関わらず,観測点周辺で大きな被害を受けた建物が見られなかったと考えられる.</p>
収録刊行物
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- 日本地震工学会論文集
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日本地震工学会論文集 24 (1), 1_148-1_177, 2024
公益社団法人 日本地震工学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390017843874718720
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- ISSN
- 18846246
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可