リモートセンシング技術を用いた流域微細土砂動態の縦断的把握

  • 影山 雄哉
    国立研究開発法人土木研究所 河道保全研究グループ 河道監視・水文チーム
  • 萬矢 敦啓
    国立研究開発法人土木研究所 河道保全研究グループ 河道監視・水文チーム

書誌事項

タイトル別名
  • BASIN-SCALE ACESSMENT OF LONGITUDINAL FINE SEDIMENT DYANAMICS BY REMOTE SENSING TECHNIQUE

抄録

<p> 本研究では,流域微細土砂動態を把握することを目的に,衛星画像(Sentinel-2)を用いて本支川を含んだ流域全体の濁度分布と流砂量の縦断的な把握を行った.対象としたー級水系岩木川流域では2022年8月豪雨後,断続的ながらも数か月という長期間に渡って高濁水が継続した.衛星画像を用いて異なる降雨イベントにおける流域全体の濁度分布を把握した結果,濁度の強弱や高濁度の継続期間といった観点で支川ごとに異なる特徴がみられたが,それは降雨分布や地質構造から見ても妥当なものであることを確認した,また,降雨流出モデルを用いて濁度分布から流砂量へと換算することができるが,支川の合流前後においても流砂量の連続性が保たれていることを確認した,</p>

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