傾斜面に作製したDLC膜の環境調和型油潤滑下の摩擦特性

DOI

抄録

<p>環境調和型の摩擦低減技術として,生分解性油とta-C膜による超低摩擦現象が注目されている.歯車への応用での課題は,ta-C膜を歯面に成膜した場合,従来の平面的成膜から膜特性が変化し,摩擦・摩耗への影響が懸念されることである.そこでta-C膜を平面と傾斜面に成膜し生分解性油潤滑下で摩擦試験を行った.その結果,平面と傾斜面のいずれも,未成膜で鉱物油潤滑下の試験と比して半分以下の摩擦係数を示した.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390017843875390848
  • DOI
    10.11522/pscjspe.2023a.0_675
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

問題の指摘

ページトップへ