風化に対する切土法面の管理優先度の決定方法

  • 永田 政司
    中日本高速道路・東京支社 東京工事事務所 横浜国立大学 都市イノベーション研究院・学府
  • 村上 豊和
    西日本高速道路・関西支社 建設事業部
  • 佐藤 尚弘
    明治コンサルタント
  • 菊本 統
    横浜国立大学 都市イノベーション研究院・学府

書誌事項

タイトル別名
  • Methods for prioritizing cut slope management for weathering

抄録

<p>昨今の異常降雨の際に,切土法面の風化した表層土が流出する事象がしばしば発生している。高速道路本線への土砂流出による被害を未然に防止するには,風化による法面の不安定化を予測し,降雨等の外的要因に対する耐久性を向上する必要がある。高速道路では,切土法面完成後の 40〜50 年にわたり全国 10 路線,96 箇所の切土法面において弾性波探査等による風化の追跡調査を実施している。本検討では,この追跡調査データをもとに,弾性波探査による切土法面の風化評価手法について検証を行った。その結果,本手法は風化帯の層厚や安定性を概略的に評価でき,管理優先度を判断する指標になり得ることを示した。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ