AIを用いた発病予測システム「プランテクト<sup>®</sup>」を利用したトマトうどんこ病の管理

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タイトル別名
  • Management of Tomato Powdery Mildew Using the AI Disease Forcast System “Plantect”

抄録

<p>AIを用いた病害発生予測システム「プランテクト®」のトマトうどんこ病(病原菌:Oidium neolycopersici(syn. Pseudoidium neolycopersici))に対する実用性を検討した.病害発生予測に基づき事前に定めたルールのもとで防除要否を判断する予測防除区,定期的に薬剤を散布する慣行防除区,無防除区の3区を設定し,2020年~2022年の3か年検証した.その結果,3か年とも無防除区はうどんこ病が多発したものの,予測防除区,慣行防除区は少発生~無発生で推移した.薬剤散布回数をみると2020年は慣行防除区9回,予測防除区6回,2021年は慣行防除区10回,予測防除区5回,2022年は慣行防除区10回,予測防除区4回であった.病害発生予測システムのリスク表示を参考に防除要否を判断することで,トマトうどんこ病の発病を抑制しつつ,薬剤防除回数の削減が可能であった.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390017843891477632
  • DOI
    10.11455/kitanihon.2023.74_52
  • ISSN
    21854114
    21854149
    0368623X
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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