【投稿/症例報告】ECMO導入により救命できた重症新型コロナウイルス肺炎の1例

  • 岡田 茉莉花
    愛知医科大学医学部内科学講座(呼吸器・アレルギー内科)
  • 片野 拓馬
    愛知医科大学医学部内科学講座(呼吸器・アレルギー内科)
  • 米澤 利幸
    愛知医科大学医学部内科学講座(呼吸器・アレルギー内科)
  • 田中 博之
    愛知医科大学医学部内科学講座(呼吸器・アレルギー内科)
  • 梶川 茂久
    愛知医科大学医学部内科学講座(呼吸器・アレルギー内科)
  • 加藤 俊夫
    愛知医科大学医学部内科学講座(呼吸器・アレルギー内科)
  • 久保 昭仁
    愛知医科大学医学部内科学講座(呼吸器・アレルギー内科)
  • 川谷 陽子
    愛知医科大学病院看護部
  • 清水 由希
    愛知医科大学病院看護部
  • 大石 大
    愛知医科大学救命救急科
  • 津田 雅庸
    愛知医科大学救命救急科
  • 武山 直志
    愛知医科大学救命救急科
  • 伊藤 理
    愛知医科大学医学部内科学講座(呼吸器・アレルギー内科)

書誌事項

タイトル別名
  • A case of severe COVID-19 pneumonia successfully treated with ECMO

説明

症例は50歳代男性。日本国内における流行第2波の中で新型コロナウイルス肺炎を発症し,進行する呼吸不全のため,人工呼吸管理となった。呼吸不全が更に悪化したため,体外式膜型人工肺(ECMO)を導入した。ECMO管理からの離脱を試みた際,肺の虚脱に伴って人工呼吸器で十分に換気できなかった。そのため,肺の膨張を促す目的でリクルートメント手技を使用し,離脱に成功した。人工呼吸器からも離脱し,リハビリテーションによって最終的には自力歩行可能な状態まで回復した。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390017843891487360
  • DOI
    10.24557/kokyurinsho.5.e00136
  • ISSN
    24333778
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

問題の指摘

ページトップへ