エコセメントおよび海水を併用した高炉スラグ高含有コンクリートの初期強度増進について

  • XU JIALE
    九州大学 大学院 工学府 土木工学専攻 博士後期課程
  • 福永 隆之
    九州大学 大学院 工学研究院 社会基盤部門
  • 濵田 秀則
    九州大学 大学院 工学研究院 社会基盤部門

書誌事項

タイトル別名
  • Research on the early strength development of concrete with high content of ground granulated blast furnace slag combined with eco-cement and seawater

説明

高炉スラグ微粉末(BFS)は混和材としてセメントの一部を置換することにより,コンクリートの性能を改善できる.また,BFSで置換し,セメントの使用量を減少させることによりCO2排出量を低減できるため,積極的な利用が期待されている.しかし,置換率が大きいほど,初期強度は低くなるという特徴がある.本研究では,初期強度の増進を目標として,エコセメントおよびBFSを結合材,海水を練混ぜ水として,BFSを高含有したコンクリートの強度性状を検討した.その結果,エコセメントと海水を併用することで,海水中の塩分やBFS中の石こうがアルミネート水和物の生成に影響を与え,初期強度を増進させることなどが明らかとなった.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390017909459667584
  • DOI
    10.60345/kabse.39.0_133
  • ISSN
    2759176X
    21854157
  • HANDLE
    2324/7340472
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • IRDB
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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