石材ブロックの形状が石壁の振動特性に与える影響を調べる実験

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タイトル別名
  • The effect of the shape of stone blocks on the vibration characteristics of stone walls by using the shaking table test

説明

城壁の石垣や石橋が大地震に遭遇すると石材ブロックの落下や壁の孕み出しが発生する.城壁の石垣は勾配がついていることが多いが,石橋の壁石は直立している形態が多いため壁石の外側への倒壊が発生する.そこで著者らは直立石壁の倒壊を防ぐ方法として,石材ブロックの形状を変化させる方法を考え石材ブロック壁の加振実験を行った.具体的には,通常の直方体ブロックと,ブロックの上下面に勾配を与えて断面が平行四辺形になるブロック(傾斜ブロック)をコンクリートモルタルで製作した.周波数を変えた数種の正弦波で加振実験を行い,モーションキャプチャを用いて非接触で変位を計測した結果,傾斜ブロックは内側に移動する傾向が確認できた.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390017909459699328
  • DOI
    10.60345/kabse.39.0_123
  • ISSN
    2759176X
    21854157
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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