パルスパワーによる車載リチウムイオン電池正極活物質分離に関する機構解明と定量評価

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タイトル別名
  • Mechanism and evaluation of Lithium-ion battery recycling using pulsed power

抄録

<p>近年のリチウムイオン二次電池(LIBs)の需要増加に伴い,廃棄物処理方法が課題となっており,パルスパワーを利用した正極活物質(PEAM)の分離が期待されている。これまでの研究で,パルスパワーを印加することでLIB正極からPEAMを分離することに成功した。本研究では、高感度サーモグラフィと高速度カメラを用いて,PEAMの分離現象を観察した。また,正極へ発生するジュール熱とその伝導をモデル化し,数値シミュレーションも行った。結果として,実測温度と算出温度の比較から分離の主要因がジュール熱であることを定量的に評価できた。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390017920607616256
  • DOI
    10.11527/jceeek.2023.0_343
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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