最大エントロピー法による東地域系統慣性の推定精度向上

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タイトル別名
  • Improvement of Estimation Accuracy of Power System Inertia of Eastern Japan using Maximum Entropy Methods

抄録

<p>太陽光発電等の再生可能エネルギー電源の導入増加に伴う電力系統全体の低慣性化が課題となっており、リアルタイムでの電力系統の状態把握による広域停電の予防が重要である。これまでにPMUデータを用いたFFTに基づく系統慣性推定手法が構築されてきたが、広域動揺特性に起因して東地域系統慣性の推定精度が低い課題があった。これを改善するために、新たな周波数スペクトル算出法として最大エントロピー法を用いた系統慣性推定手法を構築した。最大エントロピー法適用時に得られる自己回帰モデルの次数を適切に選択することで、東地域において従来手法よりも高い精度で系統慣性推定を行うことが可能となった。</p>

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390017920607657600
  • DOI
    10.11527/jceeek.2023.0_95
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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