若齢雄豚の精子直進性に対する血漿中L-カルニチン濃度の影響

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  • Effect of L-Carnitine Plasma Level on Sperm Progressive Motility in Young Boars

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抄録

<p>本試験は若齢雄豚の血漿中L-カルニチン濃度と精子性状との関係を評価することを目的とした。血液と精液は53頭の189〜394日齢(平均約300日齢)のデュロック種豚から採取した。総精子数,精子の総運動率,直進運動率と血漿中L-カルニチン濃度との相関分析を行った。そのうち精子の直進運動精子率と遊離型L-カルニチン濃度との間に弱い正の相関(r=0.253, p=0.068)を認め,L-カルニチンの血中濃度測定により精子性状を推定し得る可能性が示唆された。今後より多くの雄豚を対象とした試験によるL-カルニチン血中濃度と精子性状の因果関係の究明が待たれる。</p>

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