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説明
type:Article
自然環境がもたらす様々な災害を地理的、歴史的に考察する視点や方法を身に付けさせるとともに、災害時の避難方法や災害に対する対策などを考察させる。その中で、学校行事の一つである「避難訓練( 防災訓練)」と「地理総合」の授業を関連させることによって、災害というものを自分事として捉えやすくし、災害や防災などの理解を深めつつ、防災と日常生活が結びついた地理的な見方・考え方を身に付けるとともに、防災意識を高めることができる。それに加えて、災害に関するクロスロードなどを用いることによって、生徒自身が災害時の状況判断を自分事として捉えることができ、思考力や判断力をより高め、主体的・協働的な学びへとつなげることができる。さらに、生徒の防災意識を高めつつ、災害対応を自らの問題として考え、様々な意見や価値観を共有することで、自分の考えや周りの災害に対する考えに気づくことができるような授業実践である。
収録刊行物
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- 研究紀要
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研究紀要 56 17-23, 2024-02-29
大阪教育大学附属高等学校池田校舎
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390018042806051456
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- NII書誌ID
- AN00161845
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB