においの認知度およびにおい評価の性差・年齢差の検討—においを嗅いだ経験と嗜好性に着目して—

書誌事項

タイトル別名
  • Study of Gender and Age Differences in Olfaction and Olfactory Evaluation —Focusing on Olfactory Experience and Preference—
  • においの認知度およびにおい評価の性差・年齢差の検討 : においを嗅いだ経験と嗜好性に着目して
  • ニオイ ノ ニンチド オヨビ ニオイ ヒョウカ ノ セイサ ・ ネンレイサ ノ ケントウ : ニオイ オ カイダ ケイケン ト シコウセイ ニ チャクモク シテ

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抄録

<p>本研究では,においの認知度およびにおいに対する意識の性・年齢差の解明と,においの認知がにおい意識に及ぼす影響を明らかにすることを目的とし,Webアンケート調査を実施した.においの認知度は,多くのにおいで男性よりも女性が高く,年齢が高いグループほど平均値が高かった.特に,ばら,メントール,ひのきは若年男性の認知度が低く,樟脳(防虫剤)は男女ともに若年者の認知度が低かった.においの好き嫌いについても多くのにおいで性別・年齢による有意差がみられた.臭気対策の必要性について,においを嫌いな人ほど対策の必要性を感じていることが分かった.また,においをよく認知している人ほど好き側の評価をする傾向にあるにおい,嫌い側の評価をする傾向にあるにおい,認知が好き/嫌いに影響しにくいにおいがあることが分かった.</p>

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参考文献 (1)*注記

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