対面授業での異なるジグソー法に対する学生の認識

DOI
  • 中澤 明子
    東京大学大学院総合文化研究科・教養学部附属教養教育高度化機構

書誌事項

タイトル別名
  • Students' Perceptions of Two Different Jigsaw Methods in Face-to-Face Instruction

抄録

<p>本論文では,対面授業において,すべての学習活動を授業時間中に行う授業中実践と,エキスパート資料の読解までを事前学習とする事前学習実践とを行い,それらに対する学生の認識を調査した.その結果,エキスパート資料の読解は事前学習実践のほうが内容の理解や議論の深まりをより促すと感じていること,エキスパート活動・ジグソー活動での説明や議論は学生によって感じ方にばらつきがあること,事前学習実践のほうが内容の理解が深まり,授業に参加しているという感覚を持つ一方で,最も好むのは授業中実践であることがわかった.また,対面して活動することの意義・目的を学生に伝えることが事前学習への取り組みを促す可能性が示唆された.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390018120885680000
  • DOI
    10.15077/jjet.s47081
  • ISSN
    21896453
    13498290
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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