ジュベール症候群関連疾患を有し精神運動発達遅滞を呈した1歳児においてホームエクササイズが発達を促進する一助となった1症例

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タイトル別名
  • A case of home-based exercise in a 1-year-old child with Joubert Syndrome and related disorders and psychomotor retardation

抄録

<p>背景:現在,ジュベール症候群関連疾患(Joubert Syndrome and related disorders,以下;JSRD)のリハビリテーションに関するエビデンスは不足しており,特に乳幼児期においてリハビリテーションの介入効果が検討された報告は少ない。</p><p>症例紹介:本症例はJSRDに伴う小脳虫部欠損,精神運動発達遅滞を呈した1歳2か月の女児である。本症例のリハビリテーション介入では,小脳性運動失調と乳幼児期の運動発達学的特性を考慮し,母親による約1か月間のホームエクササイズが実践された。その結果,ホームエクササイズを通して座位の安定化と全般的な発達が促進された。</p><p>結論:本報告は早期小児リハビリテーションにおける家族参加の重要性を支持しており,特にJSRDにおける継続的なホームエクササイズの有効性を示唆している。</p>

収録刊行物

  • 小児理学療法学

    小児理学療法学 2 (1), 16-23, 2024-03-29

    一般社団法人 日本小児理学療法学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390018198837996160
  • DOI
    10.60187/jjppt.2208
  • ISSN
    27586456
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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