書誌事項
- タイトル別名
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- EVALUATION OF PROPERTIES OF THE LOW BURNING-TEMPERATURE CEMENT USING FRESH CONCRETE SLUDGE AS CLINKER RAW MATERIAL
抄録
<p>鉱物組成を調整した低温焼成型クリンカーはセメント製造における焼成工程の省エネルギー化が期待されるが、同時に石灰石の脱炭酸によって発生する原料起源のCO2排出量削減も課題となっている。本研究では、産業廃棄物である生コンスラッジをカルシウム源としてクリンカー原料の一部に使用し、低温焼成型組成のクリンカー鉱物およびセメントの物性に及ぼす影響を検討した。その結果、本検討の系では、生コンスラッジを低温焼成型クリンカー原料の一部に使用した場合においても、セメント物性を維持したまま、原料起源のCO2排出量を22.9%削減可能であることが確認された。</p>
収録刊行物
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- Cement Science and Concrete Technology
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Cement Science and Concrete Technology 77 (1), 105-111, 2024-03-29
一般社団法人 セメント協会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390018198838023040
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- ISSN
- 21873313
- 09163182
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可