条件が異なる凍結融解作用を受けた場合の固形パラフィンの混和による耐凍害性および塩化物イオン浸透抵抗性

  • 丸田 浩
    福岡大学 大学院工学研究科(〒814-0180 福岡県福岡市城南区七隈8-19-1)
  • 櫨原 弘貴
    福岡大学 工学部社会デザイン工学科(〒814-0180 福岡県福岡市城南区七隈8-19-1)
  • 添田 政司
    福岡大学 大学院工学研究科(〒814-0180 福岡県福岡市城南区七隈8-19-1)

書誌事項

タイトル別名
  • FREEZE-THAW RESISTANCE AND CHLORIDE ION PENETRATION RESISTANCE OF CONCRETE BY INCORPORATION OF SOLID PARAFFIN EMULSION UNDER DIFFERENT FREEZE-THAW CONDITIONS

抄録

<p>本研究では、施工工程により空気量が減少したことを想定したコンクリートにおいて、固形パラフィンのエマルジョンを混和した場合の凍結融解抵抗性およびスケーリング抵抗性への影響を検討した。その結果、固形パラフィンのエマルジョンを混和した場合は凍結融解抵抗性が向上し、塩化物イオン供給環境下におけるスケーリングの改善効果が認められた。また、スケーリング試験終了後の試験体を用いて塩化物イオン濃度を測定した結果、固形パラフィンのエマルジョンを混和することにより、凍結融解のサイクルの条件によっては、その評価が異なることが確認された。</p>

収録刊行物

参考文献 (6)*注記

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