炭酸化養生を行ったコンクリートの二酸化炭素含有量の測定方法に関する研究

  • 横川 勇輝
    東洋大学 大学院理工学研究科都市環境デザイン専攻(〒350-8585 埼玉県川越市鯨井2100)
  • 横関 康祐
    東洋大学 理工学部都市環境デザイン学科(〒350-8585 埼玉県川越市鯨井2100)

書誌事項

タイトル別名
  • STUDY ON A METHOD FOR MEASURING CARBON DIOXIDE CONTENT OF CONCRETE CURED BY HIGH-CONCENTRATION CARBON DIOXIDE ATMOSPHERE

抄録

<p>近年、環境配慮型のコンクリートに固定した二酸化炭素量を評価する研究が行われている。しかしながら、評価を行う試料の前処理方法について検討している例は少ない。そのため本研究では、試料切断時の水分が二酸化炭素含有量測定結果に与える影響、試料の分取方法、試料重量について検討を行った。その結果、切断には乾式切断を用いる方がよいことが分かった。また、環境配慮型コンクリートをクーロメーターにより分析する際、試料重量は180mgに設定し、粒子サイズは0.3mm以下にすることがよいと考えられた。これらの前処理を行った場合、試験の偏差は大幅に低減した。</p>

収録刊行物

参考文献 (4)*注記

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