耐用年数とライフサイクルコストを考慮したコンクリート舗装の環境影響評価

  • 新見 龍男
    株式会社トクヤマ セメント開発グループ(〒745-8648 山口県周南市御影町1-1)
  • 桐野 裕介
    太平洋セメント株式会社 中央研究所(〒285-8655 千葉県佐倉市大作2-4-2)
  • 吉本 徹
    一般社団法人セメント協会 研究所(〒114-0003 東京都北区豊島4-17-33)
  • 河合 研至
    広島大学 大学院先進理工系科学研究科(〒739-8527 広島県東広島市鏡山1-4-1)

書誌事項

タイトル別名
  • LIFE CYCLE IMPACT ASSESSMENT FOR CONCRETE PAVEMENT CONSIDERING SERVICE LIFE AND LIFE CYCLE COST

抄録

<p>コンクリート舗装に関する環境影響評価に関して、セメント製造時の廃棄物活用や資源消費等を考慮した総合的な評価を実施し、アスファルト舗装と比較するとともに舗装の耐用年数およびライフサイクルコストを考慮した評価を行った。その結果、コンクリート舗装は廃棄物活用による環境貢献および地球温暖化に関わる環境負荷、アスファルト舗装は資源消費の環境負荷が大きく、環境負荷部分のみで比較した場合、耐用年数によってはコンクリート舗装の方が環境負荷は小さかった。また、ライフサイクルコストを考慮した評価により、コンクリート舗装の耐用年数が長い場合はアスファルト舗装より負荷が小さくなることが示された。</p>

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