COIプログラム参画者の学術論文数と国内特許出願数の年次推移
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- 岩田 博夫
- 京都大学 名誉教授
抄録
センター・オブ・イノベ―ションプログラム(以下、COIと略記)は2013年秋から開始され2022年3月31日をもって9年間の事業期間が終了した。約80億円/年のCOI研究開発費の使用主体が大学教員であったので、相当程度は学術的な成果を上げることが期待された。しかし、COIの研究資金投入効果が表れると考える2016~2020年間において、COI参画者167名が発表したCOI謝辞付き論文数は202報にとどまった。また、同期間の特許出願数の増加分は265件であった。革新的なイノベーションを創出する、また、拠点内に「イノベーションプラットフォーム」の構築を行うことが主たる目的であるCOIの参画者に、発表論文数また特許出願数の増加をも期待するのは無理があるのかもしれない。しかし、大きな額の研究費を大学に投入するCOI類似プログラムを行うときには、今一度議論しておく必要があると考える。
収録刊行物
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- 大学評価とIR
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大学評価とIR 16 (0), 11-19, 2023-11-24
大学評価コンソーシアム
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390018198838121856
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- ISSN
- 24358959
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可