書誌事項
- タイトル別名
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- A Case of Intersigmoid Hernia Diagnosed Preoperatively Using CT and Treated by Laparoscopic Surgery
抄録
<p>症例は56歳の男性で,腹痛,嘔吐を主訴に前医受診した.鎮痛薬投与により一時的に症状が改善したが,翌日腹痛が増悪したため精査加療目的に当院を紹介受診した.腹部単純X線で小腸拡張像を認め,腹部造影CTでS状結腸間膜左葉背側へ小腸が嵌入しており,S状結腸間膜窩ヘルニアと診断した.イレウス管を留置し減圧を行ったのち,待機的に腹腔鏡下手術を施行した.腹腔内を観察するとS状結腸間膜窩に小腸が嵌頓しており,S状結腸間膜窩ヘルニアの所見と一致した.小腸を牽引し嵌頓を解除した.ヘルニア門は約2 cmであり,S状結腸間膜のfusion fasciaを切開剥離し,ヘルニア門を開放した.S状結腸間膜窩ヘルニアは比較的まれな疾患であり,CTによる術前診断がなされ,腹腔鏡下に治療しえた報告は少ない.今回,CTにて術前診断し,腹腔鏡下に整復したS状結腸間膜窩ヘルニアの1例を経験したので報告する.</p>
収録刊行物
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- 日本消化器外科学会雑誌
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日本消化器外科学会雑誌 57 (3), 151-157, 2024-03-01
一般社団法人 日本消化器外科学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390018198838197248
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- ISSN
- 13489372
- 03869768
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可