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- 小林 亘
- 東京電機大学 総合研究所
書誌事項
- タイトル別名
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- PREDICTION OF ROAD FLOODING WATER LEVEL USING RAIN FALL AND LIMITED INFORMATION FROM FLOODING SENSOR
抄録
<p> 道路冠水の水位を予測できれば,道路利用者の安全な通行経路の決定,道路管理者の通行規制の効率化に役立てられる.本研究では,道路冠水の予測に,連続式水位計に比べて低コストかつ省スペースな水検知器(浸水センサ,冠水センサ)を利用し,しかも,使用する情報を水検知器からの情報と雨量に絞り,さらに平易なアルゴリズムを使用することで実用的な道路冠水予測を目指した.水検知器では得られる水位情報は限られるため,本論文では単純化したモデルによる水位予測手法を提案した.この手法を2023年6月台風2号の降雨とさいたま市内の2か所の水検知器の情報に適用して予測を行ったところ,予測は水位変化のおおまかな形状を捉えていた.加えて,道路冠水予測を可視化する情報システムによって道路管理者から実用上の意見を聴取した.</p>
収録刊行物
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- 土木学会論文集
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土木学会論文集 80 (22), n/a-, 2024
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390018198838221312
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- ISSN
- 24366021
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可