都道府県の地域枠医師キャリア形成プログラム (2020年度) に関する調査

DOI
  • 岡崎 研太郎
    九州大学大学院医学研究院地域医療教育ユニット
  • 小谷 和彦
    自治医科大学地域医療学センター地域医療学部門
  • 中村 晃久
    自治医科大学地域医療学センター地域医療学部門
  • 松本 正俊
    広島大学大学院医系科学研究科地域医療システム学講座
  • 片岡 仁美
    京都大学医学教育・国際化推進センター
  • 小池 創一
    自治医科大学地域医療学センター地域医療政策部門

書誌事項

タイトル別名
  • Survey on Prefectural Career Development Programs for Regional Quota Physicians (2020 fiscal year) in Japan

抄録

<p>背景 : 2018年の医療法改正に伴い, 地域医療に従事する医師確保と医師のキャリア形成の両立を目指し, 都道府県が策定した地域枠医師のキャリア形成プログラム (以下, プログラム) を調査検討した.</p><p>方法 : 2020年11月~翌年1月に都道府県のホームページからプログラム情報 (専門医, 地域勤務の開始時期と期間) を収集した. 開始時期と期間は内科専門研修データを分析した.</p><p>結果 : プログラムは全都道府県で策定され, 全領域から専門領域を選択できる都道府県は3割強に見られ, 地域勤務開始は卒後3年目から, 期間は4年間が多かった.</p><p>考察 : 全国的な動向は地域枠医師の卒後教育のあり方やプログラムの改良状況を検討する資料として役立つ.</p>

収録刊行物

  • 医学教育

    医学教育 55 (1), 8-12, 2024-02-25

    日本医学教育学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390018198838882816
  • DOI
    10.11307/mededjapan.55.1_8
  • ISSN
    21850453
    03869644
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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