野外教育を応用したアスリートの育成

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抄録

野外教育という学問分野をご存じだろうか。野外教育は、簡潔に言うと登山やキャンプといった野外活動を教材とした教育である。野外教育は子どもたちの健全育成に寄与することが明らかになっているが、野外教育のエッセンスを競技スポーツ現場に応用しようとする試みが1990年代からサッカーを中心に盛んに行なわれるようになり、近年ではJOCのプログラムにも導入されるようになってきている。本稿では、野外教育や冒険教育の歴史的背景と教育効果を解説するとともに、競技スポーツ現場において野外教育や冒険教育の考え方、およびその手法を応用する意義や実践事例について紹介したい。

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390018198839639552
  • DOI
    10.60349/scjj.31.3_5
  • ISSN
    27590674
    18834140
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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