総合型選抜・学校推薦型選抜における選抜方法の傾向調査

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タイトル別名
  • ――情報系学科を対象として――

抄録

<p>総合型選抜,学校推薦型選抜では,出願書類や面接,小論文等,各大学が多様な選抜方法を実施しており,出願資格や推薦要件も異なる。これらの選抜区分の動向を把握するには網羅的な調査が必要であるが,その数はまだ少ない。この課題に対し,我々は国公立大学の情報系学科を対象に両選抜の選抜方法の傾向について調査分析した。その結果,情報系学科の特色は出願資格・推薦要件に一部見られる程度であったが,全体としては「両選抜を実施している学科は 4 割程度」「総合型選抜の半数以上で既卒の出願が可能」「受験生に発言を求める選抜方法が主流」「大学入学共通テストは国立大学で利用が多い」等の傾向を得た。また出願書類等から得られる情報が,各大学の入試制度設計に活用できることを示唆した。</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390018198840340480
  • DOI
    10.57513/dncjournal.34.0_1
  • ISSN
    21876762
    13482629
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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