地域との連携・協働による課題解決学習の推進

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タイトル別名
  • 地域資源を活用したカリキュラムの改善

抄録

飛騨市では、少子高齢化に伴って児童生徒が多様な人と関わる機会や体験が減少している。さらに、教職員数の減少や異動サイクルの早さによって、学校と地域の連携・協働による地域資源を活用した特色ある教育活動の継承や発展が難しくなっている。その中で、飛騨市では2019(令和元)年度に市内全小中学校でコミュニティ・スクールを導入し、地域総がかりで予測困難な時代を生きる子どもたちに「幸せな人生と持続可能な社会の創り手となる力」を育むための「飛騨市学園構想」という地域教育魅力化プロジェクトを進めている。そこで、飛騨市立神岡中学校において「社会に開かれた教育課程」を目指し、よりよい学校教育がよりよい社会を創るという目標を地域と共有し、組織開発の手法を用いて地域と連携・協働したカリキュラム改善を行うことで、生徒の資質・能力を育成する課題解決型学習を推進した。本研究の過程や成果は、実践校のみならず地域との連携・協働による教育活動の充実や、カリキュラム改善においても有効であると考える。

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390018198840686080
  • DOI
    10.51006/jsira.6.0_105
  • ISSN
    24365009
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用可

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