カーボンプライシング導入における環境経済・政策学の役割—日本の政策への貢献は—

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書誌事項

タイトル別名
  • The Role of Environmental Economics and Policy Studies in the Introduction of Carbon Pricing: What is the Contribution to Japanese Policy?

抄録

<p>本稿では,環境経済・政策学が環境省や経済産業省の審議会・検討会での議論にどう関与してきたか,筆者自身の経験をもとに振り返るとともに,今後のカーボンプライシングの制度設計に求められる役割を展望した.カーボンプライシングの必要性や有効性,炭素リーケージ,経済影響といった産業界からの懸念に対し,環境経済・政策学は一定の研究成果を挙げてきた.そして,環境経済・政策学会の会員が行ってきた様々な研究が,総体として政策議論の前進に貢献できたのではないだろうか.今後決定されるカーボンプライシングの詳細な制度設計における環境経済・政策学の貢献にも期待したい.</p>

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390018198841008128
  • DOI
    10.14927/reeps.pre1701-001
  • ISSN
    21882495
    18823742
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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