Improving Metadata of Non-Fungible Tokens for Multipurpose BIM Data Distribution
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- IZUMI Tomoya
- 東京大学
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- TOYODA Keisuke
- 東京大学
抄録
急速に進む建築・エンジニアリング・建設(AEC)業界のデジタル化において、建築物のエンドユーザーは、使用目的に応じた多様なビルディング・インフォメーション・モデリング(BIM)データの供給を求めている。しかし、特定の組織が管理する共通データ環境(CDE)では、プロジェクト指向のプラットフォーム理念、管理構造、セキュリティリスクにより、プロジェクトメンバー以外の第三者にデータを公開・配布することが難しい。解決策の一つとして、ブロックチェーン技術を活用したBIMデータの一般公開が考えられる。しかし、大容量のBIMデータの内容をどのようにブロックチェーンに記録し、ユーザーやアプリケーションからのデータ検索性を向上させるかについての研究は不十分である。 そこで本稿では、BIMデータ表現の標準仕様であるIFC(Industrial Foundation Classes)の情報を要約し、NFT(Non-Fungible Token)としてミントする観点から作成したメタデータ「IFC Catalog」を提案する。IFC Catalogは、IFCから抽出したStatic Fieldsと、データの目的に合わせたCustom Fieldsで構成されるJSONデータである。IFC CatalogはBIMデータそのものに比べて軽量であるため、ユーザーはNFTの検索、購入、管理のためのアプリケーションで簡単にその内容を確認することができる。作成された最小実行可能プロダクトでは、IFCカタログに記録されたIFCファイルの情報を、簡単な操作でアプリケーションインターフェース上に表示することができた。この実装により、ブロックチェーン技術を使用して大容量のBIMデータを保存できることとデータ検索性を向上させられることが実証された。
収録刊行物
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- 建築情報学会論文誌
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建築情報学会論文誌 4 (1), a1-a16, 2024-04-01
一般社団法人 建築情報学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390018198841445632
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- ISSN
- 24363863
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- 本文言語コード
- en
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用可