化学物質の発がん性試験で誘発する腫瘍のヒトとの関連性および発がん性評価への適用
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- 長野 嘉介
- 長野毒性病理コンサルティング
書誌事項
- タイトル別名
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- Animal tumors induced in carcinogenicity study of chemicals, relevance to human and application to carcinogenic evaluation
- Species differences in tumors excepting in the lung
- ─肺以外の腫瘍の種差について─
抄録
化学物質の発がん性試験で誘発する腫瘍の中には動物とヒトの間で種差が存在するものがある。ヒトの発がん性評価に際しては、動物に誘発した腫瘍のヒトとの関連性をその腫瘍の発がんメカニズムに基づいて検討する必要がある。本レビューでは、発がん性試験で誘発される腫瘍の中で発がん性分類やリスク評価を行う際にヒトへの適用が問題となることが多い腫瘍について発がんメカニズムおよびヒトへの適用の現状について紹介する。
収録刊行物
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- 産業医学レビュー
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産業医学レビュー 32 (3), 131-149, 2020-01-01
公益財団法人 産業医学振興財団
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390018198841962624
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- ISSN
- 24351059
- 13436805
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可