原子力災害における被災者の生活再建に関する調査研究 : 第3回双葉郡住民実態調査の結果から

Bibliographic Information

Other Title
  • ゲンシリョク サイガイ ニオケル ヒサイシャ ノ セイカツ サイケン ニ カンスル チョウサ ケンキュウ ダイ3カイ フタバグン ジュウミン ジッタイ チョウサ ノ ケッカ カラ

Search this article

Abstract

2011年の東日本大震災およびその後の東京電力福島第一原子力発電所事故にともなう「原子力災害」から12年を迎えた. 原子力災害からの「復興」のメドが経ったという評価は, 現時点において与えることができず, その過程は依然として長期にわたると想定される. 本稿では, 「第3回双葉郡住民実態調査」を中心に, 「被災者および被災地の再生」が今も途上にあり, かつ今後も課題が継続していることを論じる. また, 従来の復興政策における「単線型復興モデル」ではなく, 多様な生活再建のありようを包摂する「複線型復興モデル」の意義を明らかにする.

Journal

  • 季刊経済研究

    季刊経済研究 42 (1-3), 3-21, 2023-12-22

    大阪公立大学経済研究会

Details 詳細情報について

Report a problem

Back to top